004. 年末のご挨拶

僕のホームページをチェックして下さっている皆さん、こんにちは。

年末にこの一年を振り返り、一言ご挨拶をと思ってペンを取りました。

今年も多くのファンの皆さんの温かい応援があって、本当に充実した良い年になりました。

小さなクラブや大きなコンサートホールでの皆さんとの沢山の出逢い。

一人一人のファンの皆さんの心にタッチしたいとの想いで、ステージを続けてきました。

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11月は7年ぶりに香港公演との事で、地元ラジオ・テレビ番組のインタビューと
雑誌や新聞の取材で大忙し

僕にとって演奏活動は、”本当に生かされている嬉しさ”、僕の為に時間を割いて聴きに来て下さる”皆さんと共有している時間の密度”そして”ミュージシャン達との一体感”を得られる幸せな時間で満たされ、心からありがたく感じています。

次に子ども達との交流。特に印象に残っているのは熊本城の築城400年記念コンサート、サラゴサ万博での世界の子ども達とのコンサート等です。栃木のエスコーラJAFROの子ども達は本当に腕を上げ、いま一番輝いている時ですね。何と、今年は9回もJAFROの皆と共演しました。

そして、14年振りに僕のオリジナル・グループとアメリカ6都市でのツアーが出来たこと。どの街も2ショー共満席で、特に東部のワシントンDC、NY、ボストンなど久し振りのステージでしたが、大勢の聴衆が待っていてくれました。また日毎にグループの音がタイトになっていくのは、格別の喜びでした。10月のブルーノート東京で共演したジョナサン・ブレークのドラムスが良くて、次にアルバムを作る時のメンバーが一人見つかったと思いました。クリスマス・ツアーでは、ファビアナのヴォーカルが心地良く、ステージに華を添えてもらいました。今年最後のイベントはスイートベイジルでしたが、若い日本のミュージシャン達とのステージは楽しかったです。ドラムスの則武裕之、ベースの櫻井哲夫、ギターの養父貴、ヴォーカルの佐藤竹善、そして小野塚晃とンジャセ・ニャン。皆ゴキゲンなプレイヤー達で、特に二日目の演奏が良かったですね。僕の励みにもなり、本当に一年の締め括りが楽しく決まりました。

振り返りますと、ダライ・ラマ法王との再会を始めとして、沢山の人達との嬉しい出逢いがありました。”SOMETHING GREAT”に感謝の気持ちでいっぱいです。

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クリスマスツアーで共演したヴォーカルのファビアナ・コッツァ。
初来日であった彼女は、「また日本に来たい!」

2009年はより充実した年になるように精進します。どうぞ皆さん応援をお願いします。

それが僕の力になります。それでは良いお年をお迎え下さい。

また、いつかどこかでお逢いしましょう。ありがとうございました。

渡辺貞夫

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